大富豪が実践しているお金の哲学という本を読んだので、その感想を書きます。
イントロ
筆者の富田和成さんは野村證券に就職し、最初の3年間は飛び込み営業で成績を上げ、
その後富裕層向けの営業部隊になり、(中略)
を立ち上げたすごい人。
本の中身は、人を3つに分類しており、「大富豪」は純金融資産1億円以上保有する人、「小金持ち」は 年収1千万あるが純金融資産が1億円未満の人を小金持ち、それ以外の人を「一般人」と定義しています。大富豪は2%だそうです。
いろいろな質問に対して、それぞれの属性はどのように回答するかが本の内容になっています。
一番インパクトがあったのが、最初の質問でゴール設定で「一般人」は年収2000万を諦める。「小金持ち」は年収2000万で満足する。「大富豪」は年収2000万円を通過点とする。tarleはもうすぐアーリーリタイアするのですが、過去残業をたくさんした時でも年収は900万円であり、1000万の大台がガラスの壁だったので度肝を抜かれました。
大富豪は時給でなく不労所得や不動産投資のレバレッジなど、普通のサラリーマンの給料の延長で手に入る年収の2倍以上を稼ぐ人だと思いました。
もう一つ印象に残ったのは習得するスキルについて、「一般人」は、とりあえず簿記、「小金持ち」はまっさきにMBA、「大富豪」は、魅力的な話し方と書いていました。
大富豪は部下や弁護士・税理士の仕業の人の力を借りるので魅力的な話し方が大事だそうです。
とりあえずTarleも話し方の本を読もうとカーリルで自宅の市の図書館の本をリストアップしました。
45の質問に対してだいたい3Pageくらいで解説があるので非常に読みやすいです。
amazonで中古本が20円+送料で帰るので、セミリタイヤやアーリーリタイア、FIREしたい人はぜひ読んでみてはと思います。
上記のアマゾンリンクで試し読みのところで、目次だけでも見たら面白さがわかると思います。